「最近コンビニで雑誌見かけなくなった気がする…」
そんな声、よく聞くようになりました。

たしかに、私が働いている店舗(ローソン)では今も雑誌コーナーがありますが、全体としては“雑誌の取り扱いをやめる店舗”がどんどん増えているのが実情です。
背景には、雑誌の売上低迷だけでなく、
📉 高い返品率、🚚 配送体制の見直し、
🏪 店舗スペースの有効活用、📱 消費行動の変化――
さまざまな理由が複雑に絡み合っています。
この記事では、
- コンビニから雑誌がなくなりつつある理由
- その跡地に何が入ってきているのか?(←ココ、注目です)
- 今後も雑誌が残る可能性や、代わりのサービスについて
を、現場の目線もまじえて解説していきます。
「最近立ち読みできなくなったのはなぜ?」と思った方は、
ぜひ参考にしてみてください。
あれ?雑誌コーナーがない?コンビニから雑誌が消え始めている現状
少し前までは、コンビニといえば
レジ横や奥の壁際にずらっと並ぶ雑誌棚が当たり前でした。
週刊誌やマンガ雑誌、ファッション誌など、
立ち読みしている人の姿もよく見かけたものです。
でも最近は――
「立ち読みスペースがごっそりなくなってた」
「雑誌コーナーがいつの間にかアイス棚になってる」
「新刊チェックに寄ったのに、何もなかった…」
そんな声がSNSや口コミでも増えてきています。
実際、コンビニの雑誌棚は徐々に縮小・撤去が進んでいるのが現状です。
すべての店舗でなくなったわけではありませんが、
“雑誌が置かれていないコンビニ”を見かける機会は確実に増えてきました。
雑誌少なくなってきたなあ…
— フジキシン (@4infujiki) May 20, 2025
コンビニも雑誌棚ない所があるし
ジャンプを買いに来たのに、まさか漫画雑誌を売ってないコンビニがあるなんて…。#たまの初めてのコンビニに来てみたら…
— nao (@senno___) May 19, 2025
なぜ雑誌がなくなっているのか?主な4つの理由
コンビニから雑誌が減っている背景には、
売上や物流の問題だけでなく、
時代の変化や新たな店舗戦略も関係しています。
ここでは、特に大きな要因を4つに分けて解説します。
1. 雑誌の売上低迷と返品率の高さ
まず大きいのが、紙の雑誌そのものの売上が年々下がっていること。
電子書籍やサブスクが普及したことで、雑誌を「わざわざ買う人」が減っています。
さらに、コンビニで扱う雑誌は売れ残ったら返品するスタイルですが――
- 月刊誌の返品率:約45%
- 週刊誌の返品率:約43%
…という非常に高い水準に。
売れない+返品コストの負担が大きく、
コンビニとしては“割に合わない棚”になっているのが現実です。
2. 配送体制の見直しと物流コストの増加
2025年には、出版取次大手「日販」が
ローソン・ファミマへの雑誌配送を終了すると発表しました。
これによって、
今後は「雑誌の仕入れそのものができない店舗」も増える見通しです。
物流のコストは年々上昇しており、
配送頻度や効率を見直す中で雑誌が外された形です。
3. 店舗スペースの再活用(収益性重視)
売れない雑誌の棚を、
他の商品やサービスのスペースに転用する流れも加速しています。
中でも注目なのが、
最近一部の店舗で導入が進んでいるクレーンゲーム機の設置。
▶ ファミマ:ファミマキャッチャー導入(2023〜)
- 関東中心に展開
- 景品はぬいぐるみ・お菓子など
- 雑誌スペースを“体験型”に変える新戦略
▶ ローソン:MINICHA!導入(2022〜)
- 2024年時点で全国623店舗に設置済み
- 売上2倍以上になった店舗もあるなど好評
- 外国人観光客や若年層の集客に効果的



**「売れない雑誌より、遊べる棚」**へと切り替えた形ですね。うちの店舗ではまだ導入していませんが、もしされるとしたら。。。。うーん。どうなんでしょう。
初期投資はかかるものの、維持コストは低く、
「店内で足を止めさせる仕掛け」としても機能しているとのこと。
このほかにも、
- イートイン拡張
- コスメ・日用品コーナー拡充
- 冷凍食品やスイーツの専用棚強化
など、空いたスペースを有効活用する流れが主流になっています。
4. スマホ普及による購買行動の変化
ニュースも漫画も、今はスマホで気軽に読める時代。
「コンビニで雑誌を買う理由」が、そもそも減っているんです。
若年層は特に紙媒体離れが進んでおり、
「紙の雑誌が売れない」のは、環境や流通の問題だけでなく、
ライフスタイルの変化そのものでもあります。



私もお気に入りの漫画は購入しますが、基本的にアプリで済ませてしまいますね。
コンビニで雑誌がなくなるのは本当に困る?今後の動きと代替策
雑誌コーナーが減っていく中で、
「全部なくなるの?」
「雑誌が買えないと困る人もいるんじゃ?」
と思う方もいるかもしれません。
✅ 完全撤去ではないが、縮小は確実に進行中
現時点で、
「コンビニから雑誌が完全になくなる」と公式に決まったわけではありません。
セブン-イレブンなど、
地域によってはまだ雑誌を取り扱っている店舗もあります。
ただし、
- 日販の配送終了
- 売上・返品率の悪化
- 若年層の紙離れ
- 店舗スペースの再活用



…といった背景を考えると、今後も雑誌を扱わない店舗が増えていく流れは止まらなさそうです。
📱 雑誌の“代わり”に登場しているサービスとは?
雑誌コーナーがなくなった店舗では、
代わりにこんなサービスや商品が登場しています。
- ネットプリント(例:エンタメ情報・占いなど)
- 電子書籍購入用のコード販売
- キャラクターコラボの冊子・フリーペーパー系
- SNSフォローで読める店舗限定情報
つまり、紙の雑誌がなくなった分、
「情報や娯楽を提供する方法」が形を変えて残っているとも言えるんです。
🏪 雑誌を売る場所から“体験を提供する場所”へ
冷凍食品・クレーンゲーム・カフェ・コスメなど、
コンビニは今、「ちょっと立ち寄る」から
「用がなくても行きたくなる」場所へと変化しています。
雑誌を置くという“情報提供の役割”も、
今後はこうした新しい体験・商品に置き換わっていくのかもしれません。
まとめ|当たり前だった“雑誌棚”がなくなるのは時代の流れ?
かつてはコンビニといえば雑誌棚。
レジ前や壁際にずらっと並んだ雑誌を、立ち読みする人の姿もよく見かけました。
でも今は――
- 売れない
- 配送が難しい
- スマホがあれば事足りる
- 空いたスペースにもっと稼げる商品が置ける
そんな現実が重なって、雑誌の棚は少しずつ消えていっています。



うちの店舗ではまだ雑誌を取り扱っていますが、
「もう雑誌は置いてないですか?」と聞かれることも増えてきました。
おそらく、
**雑誌が残っている店舗のほうが“珍しくなる時代”**
はそう遠くないかもしれません。
これからは、
📱 スマホで読む/🎮 クレーンゲームで遊ぶ/🍮 スイーツやコスメを楽しむ――
そんな形で、コンビニは“モノを売るだけの場所”から
“体験や時間を提供する場所”へと変わりつつあるのかもしれませんね。
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